「フライパンがまたダメになった」「テフロンがくっつくようになった」という経験をした人は多いでしょう。
毎日使って3年も持てば充分なテフロン製フライパンの対極にあるのが、一生モノの鉄フライパンです。
鉄フライパンはちゃんとした手入れの仕方と火加減、使い方さえわかっていれば、日がたつにつれてドンドンくっつかなくなっていきます。
フランスのフライパンメーカーであるデバイヤーも鉄フライパンを製造、販売しています。
熟練職人が作るデバイヤーのフライパンを、オンリーワンに育ててみたくありませんか?
今回はフランス製、デバイヤーの鉄製フライパンを紹介していきます。
デバイヤーの人気フライパン一覧
フランスのフライパンメーカーであるデバイヤーには、人気のフライパンがあります。
デバイヤーでは熟練職人が多くの工程を手作業で確認し作られている”ミネラルビーエレメント”が有名です。
ミネラルビーエレメントのサイズや対応熱源を口コミを交えながら見ていきましょう。
ミネラルビー エレメント

ミネラルビー:de Buyer公式
デバイヤーのミネラルビーエレメントはフライパンのしっかりした重みと厚さがあります。
ミネラルビーエレメントは加熱した時にフライパンの温度のムラが少なく、穏やかな熱が作りだせ、肉の旨みはしっかり中に閉じ込めて、野菜はシャッキと調理できます。
熱効率の良さから、プロのシェフも愛用するフライパンです。
新品の状態は銀色なのですが、使えば使うほど徐々に酸化被膜が蓄積されて表面が黒くなっていきます。
ミネラルビーエレメントは使い込むほどに油の馴染みも良くなり、使いながら育てていくので愛着も沸いてきます。
取っ手と本体のバランスも良く(取っ手が少し曲がっている)、見た目にもオシャレなフライパンです。
ミネラルビーエレメントには、グリルパンもあります。
グリルパンはフライパン内面に溝が付いていて、余分な油を落としてヘルシーに調理できます。
溝を上手に使うことで格子状の焼き目をつけることもできて、お店のステーキのように視覚でも楽しむことができます。
多く投稿されている口コミ内容
デバイヤーのミネラルビーエレメントを購入した方や使っている人の口コミを見てみましょう。
- フライパンの厚みがあって、肉やハンバーグが美味しく焼ける
- 購入後三年、不都合なく、焦げつきもなく、とても良いコンディション
- 火加減も気にしないでいい、ガジガジ洗っても大丈夫
- 使い込んでいくのが楽しみになるフライパン。取っ手の角度もいい
- 手入れは楽しくて全然苦になってない。むしろラクになった
口コミでは、銀色から、玉虫色、黒と色も育っていくのフライパンで、愛着が湧くといった声や、使い方を覚えたらフッ素加工(テフロン)に戻れないという書き込みもありました。
サイズ一覧
ミネラルビーエレメントのサイズはこちらです。
ミニフライパン : 12cm
フライパン : 20cm、24cm。26cm。28cm
グリルパン : 26cm
ミネラルビーエレメントのフライパンには蓋がありません。
26cmと28cmにはリバーライトの極ジャパンというブランドのステンレスカバーがおすすめです。
コンロ対応
フライパンとグリルパンはIH対応。全ての熱源で使用出来ます。
ミニフライパン12cmはIHに対応していません。
デバイヤーのフライパンの特徴
デバイヤーのミネラルビーエレメントは鉄フライパンならではと言った物と独自の特徴があります。
機能的なことや、アドバイスを含めた特徴をまとめてみました。
1.くっつかない
デバイヤーのミネラルビーエレメントは鉄フライパンなので、きちんと使えば食材がくっつきません。
油を引いて軽く煙が出る程度まで加熱してから、肉や食材を入れましょう。油が温まりきっていないと、くっつきます。
片面に焼き目を付けたら、火力を下げてひっくり返します。余熱で裏面にも焼き目をつけられて、焦げずに中まで火が通せます。
重いフライパンなので、女性が振るのは大変です。鉄のフライパンなので気にせずヘラを使いましょう。
毎回のお手入れと、食材を入れる前の温度さえ覚えてしまえば、くっつかないフライパンです。
2.使いやすく育てる
ミネラルビーエレメントは使えば使うほど、便利でコンディションが良くなっていくフライパンです。
デバイヤーが鉄製にこだわっているのは、ずっと使い続けることができフライパンを提供する為です。
初めは銀色のフライパンがドンドン変化していき、最終的には黒くなっていきますが、育っている証です。
黒くなるころにはしっかりフライパン表面に油がなじむようになっており、くっつきの心配は全くなくなっています。
変化とともに使いやすく便利なフライパンになっていくので、愛着も湧きオンリーワンのフライパンになっていくのです。
3.お手入れ
購入した時に表面には、錆び止め用の蜜蝋が塗ってあります。
熱湯をフライパンの表面にかけて、蜜蝋を溶かします。溶けて取りきれていない場合は、たわしでこすりもう一度お湯をかけて流しましょう。
流した後は火にかけて水分を飛ばし、1cmほどの高さ分の油を入れて5分ほど加熱したら、油慣らしの終了です。
通常は使い終わった後に、お湯で洗ってたわしでこするだけで、洗剤は必要ありません。コンロにかけて水分を飛ばして、食用油を塗布して保管しましょう。
なお水分を飛ばす時に、少量の食塩を入れて90秒ほど火にかけて、ペーパータオルで拭き取ると、食材の残留物や臭いを取り除いてくれる効果があります。
洗剤をしっかり洗い流す手間が要らないので、鉄フライパンのほうが後片付けがラクだという人もいるほど簡単です。
デバイヤー フライパンを使っている人のSNSでの反応
デバイヤー フライパンを使っている人のTwitterやInstagramの口コミや反応を見てみましょう。
みゆたけ@mytk112さんのTwitter
今日のデバイヤーです😄
①→昨日の最初のハムエッグを焼いた後。(再掲)
②→今朝ハムエッグを焼いた後。
③→さっき野菜炒めを炒めた後。
まだお肉は少し引っ掛かるけど野菜は炒め易かった😉煙がよく出たよ😓フライパンを自分で育ててる感じが楽しいです😂💕 #デバイヤー #フライパン pic.twitter.com/OLp4L2OwpT
— みゆたけ (@mytk112) May 18, 2017
・まだお肉は少し引っ掛かるけど野菜は炒めやすかった
・フライパンを自分で育ててる感じが楽しい
jalebi.ssさんのInstagram
・板厚が3ミリもあってフライパンの中でも重い方
・蓄熱性に優れて肉専用としては抜群
・シットリと柔らかく美味しく仕上げられる
shinobunkさんのInstagram
・あるもの炒めるだけで美味しいパスタ
・素晴らしいフライパン
sachiko.yamada.144181さんのInstagram
・このフライパンすごいなぁ
・油ひかなくても次々焼ける
・焼いた後でも綺麗
・おススメです
kanakana70さんのInstagram
・お肉、焼き野菜用フライパンとして育ててます
・デザイン良く、厚く、使いやすい
・知名度が低いのが不思議
SNSではデバイヤーのフライパンを育てている人がたくさんいました。
油がなじみきったフライパンでは、油を引かなくてもクレープの生地が次々焼けるという書き込みもあり、しっかりフライパンが育っているのが確認できました。
デバイヤーのフライパンの評判まとめ
デバイヤーの鉄フライパンを使い慣れている人は、くっつかない、焦げつかないと言います。使い方や処理は慣れれば簡単です。
焼き始める適温を間違えてしまいくっついてしまっても、強火で焦げつかせてしまっても、たわしでゴシゴシ洗えば元の状態に戻るので安心して長く使えるという人もいました。
日がたつにつれて、コンディションが悪くなるテフロンのフライパンとは真逆で、日がたつにつれて、コンディションが良くなっていくフライパンです。
使い慣れて火加減を覚えると、料理のおいしくなります。肉や野菜の素材のおいしさを際立たせてくれます。
使用している方にはテフロンよりもお手入れが簡単だという人も見かけました。
デバイヤーのミネラルビーエレメントを育てているという人もかなり多く見られ、フライパンの色や使い勝手がドンドン良くなっているという書き込みがたくさんありました。
どんな人にデバイヤーのフライパンはおすすめ?
デバイヤーのミネラルビーエレメントは、フッ素加工のフライパンのように買い換える必要がありません。
短期間ではなく、ずっと使い続けたい人におすすめのフライパンです。
女性でも重さは気にならないという人もいますが、男性なら苦にならない重さですので、料理男子が持つといいでしょう。
一流のシェフにも支持されているフライパンなので、レストランで使いたい人にもおすすめです。
デバイヤーのミネラルビーエレメントは鉄製のフライパンなので、家使いだけでなくキャンプでも使えるので、アウトドア派にも合うでしょう。
デバイヤーとは
フランスのフライパンメーカーであるデバイヤー社の創業は1830年。
熟練職人が多くの工程を手作業で確認している職人気質が今でも継承されていて、一流シェフたちからの厚い信頼を集めている老舗フライパンメーカーです。
デバイヤーのフライパンは鉄製で、厚さと重さがあり、熱ムラなく食材を加熱することができます。
洗練されたデザインで、取っ手とフライパン本体のバランスも完璧です。
取っ手には、デバイヤーのメーカーロゴと創業年、国名が刻印されていて、ミツバチのマークも付いています。
使用する前のフライパンが錆びないようにするため、天然の蜜蝋が塗ってあります。
錆び止めに塗られている蜜蝋とは、美用品や歯科医療でも使われるもので、天然のミツバチの巣を溶かして採取したワックス(蝋)です。(体内にはいっても影響はありません)
デバイヤーのフライパンは、何度でも焼きを入れるうちにフライパン表面が銀色から黒といった濃い色になっていきますが、劣化することがなく長く使える一生モノです。
鉄だから重いのですが、鉄の厚みがあるからこそ火の通りがよくて、丈夫でずっと使えるのです。
今回はフランス製、デバイヤーのフライパンであるミネラルビーエレメントを紹介してきました。
海外では有名なのに日本では、まだそれほど知名度がないのが驚きです。今回皆さんに、デバイヤーのフライパンを覚えてもらえたら幸いです。
もっと早く出会いたかったという書き込みも多かったフライパンですので、買い替えを考えている人はぜひ使ってみてください。